前回の続きです(・o・)ノ
今回は、ホワイトニングの方法について、長所・短所をふまえながらお伝えしたいと思います。
ホワイトニングの方法には、2パターンあります。
1.ホームホワイトニング
2.オフィスホワイトニング
(2つを併用することを、デュアルホワイトニングとも言います。)
1.ホームホワイトニングとは“ホーム=自宅”という意味で、自宅にいながら自分の好きな時間にホワイトニングができる方法です。
当院にて、専用のマウスピースを作製し、その中にホワイトニングジェルを注入して上下の歯に装着して2時間程度使用します。
利点:
- 家で好きな時間にホワイトニングできる。
- 低濃度(10%濃度)の為、歯がしみにくい。
- ゆっくりホワイトニングをするため、白さが長持ちしやすい。
- 1度ホワイトニングトレーを作ると、ホワイトニングジェルの購入で追加ホワイトニングができる。(さらにホワイトニング効果を高めたい方には、別売りで15%・20%・35%のジェルを購入できます。)
欠点:
- 毎日装着する努力が必要。
- 嘔吐反射が強い方はトレーが装着しづらい。
- 即時のホワイトニング効果は期待できない。
2.オフィスホワイトニングとは“オフィス=医院”という意味で、歯科医院でホワイトニングする方法です。
なぜ歯科医院でするかというと、使用するホワイトニング剤が高濃度(40%濃度)のため、歯の周囲の唇や歯肉にできるだけ触れないように管理する必要があるためです。
オフィスホワイトニングの方法は、来院していただいてまず歯面清掃をおこないます。歯の色調検査をした後、歯肉に保護剤を塗布し、歯にホワイトニング剤を貼付します。30分ほど留置した後、1度水洗し歯の状態によって2~3回同じ作業を繰り返します。
ある程度色調が落ちついたら、再度色調検査を行い、最後に歯質強化の為フッ素を塗布して終了です。
※色調検査:現状の歯の色とどれくらい白くなったかを検査します。
利点
- 即日に白さが期待できるため、早急に歯を白くしたい方にお勧め。
- 来院回数が少ない
欠点
- 高濃度(40%濃度)の薬剤を使用するため、一時的に歯がしみることがある。
- ホームホワイトニングに比べホワイトニング効果の持続性が短い。
という感じです。
生活環境や、歯の状態によって選択されると良いと思います。
院長 寺島 貴史