こんにちは!
以前、お伝えしていたように4月5月は、お口に問題が出やすい季節です。
今日は、その中でも顎関節症について対策と解消法をお話したいと思います。
顎関節症の症状としてよくみられるのが、
1、あご周囲のいたみ
2、口が開けづらい
3、歯がしみる
4、噛むと歯に痛みがある
などがあります。
こういった症状は、無意識下(睡眠中など)で起こる“歯ぎしり”や“食いしばり”によって引き起こされます。(骨が成長中の学生さんにも多いです)
歯ぎしりの種類
歯ぎしりや食いしばりの原因としては様々ですが
1、日中のストレス、神経や肉体の過労 → 筋肉の異常緊張が起こる
2、合わない被せ物や入れ歯 → 歯の異常接触による咬合性外傷
3、歯周病による歯の動揺 → 悪いところを確認したいという咬合の反射
4、生活習慣病 → 全身の骨格のゆがみ
5、慢性胃炎 → 咬合による唾液の反射分泌による胃酸の抑制
などなど、すごくたくさんあります。
これらのどれに当てはまるかを確かめるのが私たちの仕事ですが、原因を探すときは探偵みたいな気分になります( ゚o゚)
治療法としては、
睡眠時やスポーツ中の歯ぎしりや食いしばりを防止するマウスガード
噛み合わせの調整
筋肉の緊張緩和:マイオモニター
歯周病の治療
原因歯の治療
などがあります。
一つ言える事は、歯ぎしりや食いしばりは確実に歯を痛める原因の一つになりますので、放置せずにしっかり処置を受けて下さい!!
てらしま歯科医院 院長 寺島貴史